タクシー運転手の転職

タクシー運転手の転職

タクシードライバーと聞くと、皆さんはどのようなイメージを持っていますか?

人によっては、「働き方がブラックだ」と思う人もいれば、「絶対にしたくない仕事」と思っている人も少なくないかもしれません。
本当にこのようなタクシードライバーに対するイメージは正しいのでしょうか。

ここではタクシー運転手の仕事がブラックと言われる理由とその実態について解説しています。

長時間労働や低賃金というイメージは独特の勤務体系、給与体系など、これらの要因が、タクシーをブラックと言っているのではないでしょうか。

ブラック企業とは長時間労働のうえに残業代もまともに出さずに社員を酷使したり、どれだけ働いても稼げないような会社、人を酷使して会社の利益を優先させるといった会社のことを指します。

ではタクシー会社は本当にブラック企業なのでしょうか?
そのほとんどは勝手なイメージから生まれた誤解であることがわかります。

なぜかというと、タクシー会社がブラック企業では経営が困難だと言われているからで、ブラック企業の体質で経営すれば、タクシー業界では成り立たないのです。

では、その理由を詳しくみていきましょう。

1.会社側がメンタルチェックを行う。

タクシードライバーは、常にメンタルチェックを行った上で業務を行います。

この業務に虚偽の報告があると、会社側も営業を止められてしまいまので、ブラック企業で働いている人によく見られる「疲れている状態」「気力がない」状態での勤務は不可能なのです。

万が一このような状態のドライバーがいれば、会社側が業務をさせないのが現状です。

2.ドライバーが死亡事故を多発すれと会社が営業停止

大型バスの死亡事故で、会社自体の営業停止の措置をニュースで目にした人もいるのではないでしょうか?。

タクシー業界も同じですので、あまりにも死亡事故が多発しているような会社は営業停止処分になります。

近年では労働環境に関する規定も、国から厳しいルールを提示させられていて、ブラック企業によくみられる無理な働き方をさせる事が難しくなっているのが現状ですので、これらの点を見ていると、ブラック企業にありがちな無理な働き方は難しいと言えます。

つまり乗務員を酷使させる環境がタクシー業界では出来ないようになっています。

ここから、タクシー業界に対して誤解を抱きがちな先入観について、詳しく取り上げながら正しい情報で補足説明していきます。

長時間労働の真相

この長時間労働というのが一番誤解を生みやすい理由になっているのですが、タクシーの勤務体系は隔日勤務と言って1日仕事をしたら翌日は休みなのが一般的です。

隔日勤務は、確かに拘束時間も長くなりますが、その分休憩時間も多く取らなければなりません。

そのため、勤務時間は長いので疲労度が多くなるということではなく、しっかり休憩が取れますので疲れというものに関しては、心配しなくて大丈夫な勤務形態になっています。

したがって、勤務日に働いている時間は確かに長時間になりますが、毎日続くものではなく、1ヶ月の半分程度は休みということになりますので、むしろ自由な時間が多い仕事と言えます。

また、隔日勤務がタクシードライバーの一般的な勤務体制なのですが、ここ最近では日勤で働いている人もいます。

周囲の人たちにタクシー業界についてどのようなイメージを持っているのかを聞いてみました。

・ブラック企業
・不景気の影響を一番先に受けるため、景気の恩恵を一番先に受け、利益が出ない
・リストラされてどこにも就職先がない人がいくつく場所なので、組織運営が大変

こういった意見が多くあり、タクシー業界に良いイメージを抱いてる方が少ない事もわかりますが、最近では老若男女問わず働きたいという方が増えているのが、本当の所です。

タクシードライバーの平均収入はどのくらいなのか?

安月給というイメージがついてしまっているタクシードライバーですが、実際にはそんな事はありません。

タクシードライバーの給料は、普通のビジネスマンと違い歩合の比率が多くなります。

各社多少その比率が違うのですが売上の60%がタクシードライバーの取り分で、残り40%が会社という形になっています。

そしてタクシー業界は国土交通省下の関東運輸局へ定期的な報告義務があり売上実績なども公表されています。

タクシー1台当たりの一か月の売上は平均で540,000円ですので、そのうちの60%がタクシードライバーの取り分になり、月給は約324,000円となります。つまり年収に直すと3,880,000円です。

日本の一番ボリュームゾーンが300万円台ですからその上位にいるという事になるので、決して安月給なんかではありませんし、自分の頑張り次第では売上も上がりますので、月給で50万円、60万円と稼ぐ方々も多数いらっしゃいます。

高齢の方でも、若い方と変わらずに働ける環境があるというのもタクシーの魅力ですので、60歳を過ぎて月給30万円以上を稼ぐ、70歳を過ぎて30万円以上を稼ぐというのは、一般の仕事で考えれば中々できる事ではありませんが、タクシードライバーであれば可能なのです。

女性の方でもそうなのですが、女性の給与は年収100万円台が一番多いにも関わらず、400万円台などが普通に稼げてしまうのです。

これは相当魅力的なはずなのですが、まったく周知されおらず、 実際タクシードライバーの女性比率は2%台と極端に少ない状態がずっと続いています。

ノルマはありますが達成出来る範囲に設定されています

タクシー業界では足切りと言いますが、ノルマを設定している会社は確かにありますし、ノルマが無い会社ももちろんあります。

そのノルマは達成できないほど厳しいかと言いいますと、真面目に仕事(流し営業で走り回らなくても、タクシー乗り場での付け待ちをきちんと行うという程度)をしてさえいればクリアするのは難しくありません。

万が一、ノルマが達成できなかったとしても基本給と各種手当は支給されますので、給料がゼロになるという心配もありません。

ここ最近は、ノルマを支援させるためにドライバーへのサポート体制も充実して、働きやすい環境が整えられていますので、新人ドライバーでもノルマをクリアするのは難しくなく、心配する必要はありません。

2009年に実質的に新規参入、増車を規制、そして減車の促進

2009年に再度タクシー業界が規制をされることになりました。

大まかに説明いたしますと、タクシーの台数を減らすというものです。

新規参入が実質的にはできないように
・最低保持台数を東京の特別区では10台~40台に
・事前届出制から再度許可制とし、新規需要がない限り認めない
と変更され、既存の事業所の増車も新規参入と同様、許可制とし新規需要がない限り認めないとしましたので、実質的に増車もできないような形となりました。

さらに、増えすぎてしまったタクシー台数を減らすために、業界全体の自主減車を促すため、自主的に減車を行った場合は監査を免除するという事になったために、2008年のピークから現在に至るまでに、全国で約30,000台、東京で約6,700台が減車される結果となりました。

タクシー業界ほど安定した業界はない

もうお分かりいただけると思いますが、これからは新規参入をしたくてもできませんし、増車もできませんので、今走っているタクシーの台数以上に増える事は考えにくくなっています。

これは普通にビジネスで考えた時にとてつもなく恵まれた環境であり、グローバル化におびえる必要もなく(日本語がしゃべることができない外国人にはこの仕事はできませんし、そもそも日本の免許を取得し、地理試験に合格すること自体が、外国人にはあまりにハードルが高すぎます)、インターネットの脅威も関係ありません。

そして超高齢社会を迎える日本では、ますますタクシーの需要は増えていきます。

変化するタクシードライバー労働環境

ここ数年、タクシードライバーの労働環境がどんどん変化しています。
これは、働きやすい環境が整ってきているということですので、今まで以上に働きやすい環境が整備されつつあるということです。

1.タクシードライバー層の変化

ここ数年で、女性ドライバーや大卒の新人ドライバーが増えています。

今までは、タクシードライバーといえばおじさんの仕事というイメージが強かったのですが、それを覆す動きが生まれています。

女性が活躍できる労働環境というのは、労働条件等が整備されていないと、中々女性の労働者は増えていきませんので、ブラックのイメージは払拭されてくるのではないでしょうか。

2.ハイテク技術を駆使しドライバーをサポート

タクシーアプリ等を活用したサービスで、新人ドライバーがベテランドライバー以上の活躍をする仕掛けを、会社側が試みています。

このハイテク技術を駆使した結果、新人ドライバーでも予想以上の成果をあげている場合も多くあります。

3.多様化するタクシーサービス

タクシーサービスが多様化していて、子供の送り迎えを対象にしたキッズタクシーがその代表的なサービス例です。

このようなサービスが多様化すれば、それに特化した働き方を求められるドライバーも必要となりますので、さらなる雇用や待遇も期待できます。

このように、タクシードライバーにまつわる労働環境も年々変化しているため、会社側にとってもタクシードライバーが貴重な人材となり、ブラック企業体質での仕事が出来なくなっていると言えるでしょう。

しかし、残念ながらドライバーのことを考えないタクシー会社も現存していますし、中にはすべて運転手任せで必要経費も出さず、違反金・罰金などを運転手に支払わせる会社もあるようです。

そういった会社に転職してしまわない為にも、タクシー求人サイトなど、会社の情報を持っている所にアドバイスや会社情報を教えて頂く事が大変重要になってくると思います。

 

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